お受け取りの手続き

給付金のお受け取り(裁定請求)を行うにあたり、事前のご確認やご準備いただきたいことがありますのでご一読ください。

各種サービス(画面・機能等)については、予告なしに変更となることがあります。

1.裁定請求を行う前にご確認いただきたいこと

1)ご自身の資産残高のご確認

  1. ユーザーID・暗証番号・生年月日を入力して「ログイン」ボタンを押してください。
  2. 「資産評価額照会」を押してください。
  3. 資産評価額を確認してください。
資産残高のご確認手順

2)価格変動を避けたい方

投資信託等をお持ちで手続き途中での価格変動を避けたい場合は、あらかじめ元本確保型商品に預替を行うこともご検討ください。

3)ご自身が加入していた制度の規約内容のご確認

企業型に加入していた場合

  1. ユーザーID・暗証番号・生年月日を入力して「ログイン」ボタンを押してください。
  2. 「プラン情報照会」を押してください。
  3. 「年金規約」を押してください。
加入していた制度の規約内容のご確認手順

iDeCoに加入していた場合

iDeCoで掛金を拠出している場合は、受給要件を満たしていれば、お受け取りは可能ですが、加入者資格を喪失していただく必要がございます。
また、受給できる年齢は、通算加入者等期間によって異なりますので、受給要件を満たしているか確認が必要です。
受給要件については、「受給要件の確認」をご参照ください。
制度の詳細は、iDeCo公式サイトでご確認ください。

2.Webでお手続きする際に準備いただくもの

1)マイナンバー確認書類(個人番号確認書類と身元確認書類)

以下A~Cのうち、いずれか1つの組み合わせでご準備ください。

マイナンバー確認書類組み合わせ

2)印鑑(スタンプ印不可)

裁定請求書の押印に必要となります。

3)金融機関の口座番号

給付金の入金に必要となります。
お受け取りになる金融機関名、口座番号等が確認できるものをご準備ください。

4)退職所得の源泉徴収票・特別徴収票(コピー可)

*全額を年金で受け取る場合は不要

DC以外に退職所得(退職一時金等)がある場合はご提出ください。
当年および前年以前19年以内の退職所得(退職一時金等)すべてが対象となります。

退職所得の源泉徴収票・特別徴収票イメージ
現在手続中でまだお手元に届いていない場合は、発行されるのを待ってから「裁定請求書」をご提出ください。紛失された場合は、以前のお勤め先に再発行をご依頼ください。
お客様がこれまで受け取られた退職金等の課税状況を確認いただくことで、適正な税務申告が可能となります。
ご提出いただく「他の退職所得の源泉徴収票」をもとに通知いただく退職金情報等について後日不足が判明し、納税額の補正より発生した追加納税分、附帯税等は、お客様のご負担となりますので、ご了承ください。
「『退職所得の受給に関する申告書』の書き方」も一緒にご確認ください。
DCの老齢一時金受取年と同年に他の退職所得を受け取る場合、他の退職所得を受け取りが全て完了した後に、DCの裁定請求を行っていただきますようお願い申し上げます。

3.Webでのお手続き方法

1)ご利用になれない方

次にあてはまる方は「Web給付」をご利用いただくことができません。

  1. (1)請求書類作成時に国内に住所を有しない方(非居住者である方)
  2. (2)過去、非居住者期間中に、他の退職手当等の支払いを受けた方
  3. (3)請求書類作成手続きを行う年の1月1日に生活扶助を受けている方
  4. (4)障害給付金の受給要件(高度障害)には該当しないが、障害をお持ちの方
  5. (5)既にお受け取りの退職手当があるが、「退職所得の源泉徴収票・特別徴収
    (当年および前年以前19年内のもの)」を添付できない方
  6. (6)代理人による請求をされる方
  7. (7)75歳到達月(お誕生日前日の属する月)の2ヶ月前を過ぎた方
  8. (8)特定役員退職手当等(※)を受給された方
    ※役員としての勤続年数が5年以下である人が、その勤続年数に応じた退職手当等の支払いを受けるもの(1年未満の端数がある場合はその端数を1年に切り上げ)
  9. (9)短期退職手当等(※)を受給され、以下の「利用できません」に該当する方
    ※勤続年数が5年以下である人が、その勤続年数に応じた退職手当等の支払いを受けるもので、特定役員対象に該当しないもの(1年未満の端数がある場合はその端数を1に切り上げ)

      同一年の他の退職手当の勤続年数
    あり なし
    一般退職手当等 短期退職手当等  
    今回、受取予定のDCの勤続年数 一般退職手当等   利用できません  
    短期退職手当等 利用できません 利用できません 利用できます
    一般退職手当等:勤続年数が5年を超える
    短期退職手当等:勤続年数が5年以下

Webでのお手続きが出来ない方はこちら

2)NRKホームページにアクセス

NRKホームページにアクセスしてください

https://top.nrkn.co.jp

NRK ホームページ

確定拠出年金Webサービスにログインしてください

https://www.nrkn.co.jp/rk/login.html

確定拠出年金Webサービス
利用可能環境以外のOSやブラウザをご使用される場合は、Webサービスの動作や表示等に不具合や一部制約が発生し、Web給付が完了しない場合がございます。
また、スマートフォンがご利用可能であっても、一部のスマートフォンにおいては、同様となる可能性がございます。
PCからご利用の場合
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スマートフォンからご利用の場合
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iOS 標準ブラウザ(Safari)

3)Web給付で行う請求書類作成手続き

老齢給付金の請求書類作成手続きは、パソコン(一部のスマートフォンもご利用になれます。)を使用してWeb給付で行います。
主に質問に回答する形式で、作成が難しい税務関係の書類もWeb画面に沿って入力することで、自動的に作成されます。
Web給付入力後、NRKから印字済の請求書類が届きます。

*Web給付とはNRKのWeb画面上で請求書類を作成できるシステムです。

NRKホームページ「確定拠出年金Webサービス メインメニュー」から
「老齢給付金の請求書作成手続き」のメニューボタンを押してください。

確定拠出年金Webサービス メインメニュー
確定拠出年金Webサービス メインメニュー
老齢給付金の受給権を取得(最終掛金・制度移管金の入金が完了)された方のみ表示されます。
表示されていない場合はまだ受給権を取得していませんので、表示されるまでお待ちください。

加入しているプランにより、表示内容が異なることがあります。

「老齢給付金の請求書作成手続き」の❶~❺の流れにしたがい請求書類作成等の手続きを行います。

請求書類作成手続きトップメニュー

ご利用案内(PDF)

請求書類作成手続きトップメニュー
請求書類作成手続きのご説明

お手続きを開始する前に必ずお読みください。

基本情報のご登録

ご請求にあたり必要な基本情報を入力します。
住所の確認、マイナンバー(個人番号)の登録、受取方法の選択、手数料の確認、送金先の口座登録等を行います。
受取方法、手数料については、「年金計画の作成」をあわせてご確認ください。

税金に関するお手続き

〈一時金〉〈年金・一時金併給〉で受け取る場合

一時金で受け取る場合に必要な税金の手続きを行います。
税金については、「税金の確認;老齢給付を一時金で受け取る場合」をあわせてご確認ください。

年金受取計画の作成

〈年金〉〈年金・一時金併給〉で受け取る場合

年金で受け取る場合は、受取計画を作成します。年金の受取期間、受取回数、受取方法等を入力します。
税金については、「税金の確認;老齢給付を年金で受け取る場合」をあわせてご確認ください。

請求書類の作成

登録内容を確認し、請求書類作成の手続きを行います。

印字済の請求書類を受け取り・提出

登録完了後およそ10日後にNRKから印字済の請求書類がご登録住所宛に届きます。印字内容をご確認ください。
必要事項をご記入および押印の上、本人確認書類、マイナンバー確認書類等必要な書類を同封してNRK宛に提出してください。
その他の退職所得がある場合、「退職所得の源泉徴収票・特別徴収票」もご提出ください。

老齢給付金を受け取り

NRKで請求書類を確認後、資産管理機関からご指定の口座に給付金をお振込みします。

年金・一時金併給の場合は、「税金に関するお手続き」「年金受取計画の作成」両方のお手続きが必要です。

(年金で受け取る場合)受取開始後のご案内や手続きを確認しましょう

「年金計画の作成;年金受け取り開始後の手続き」があるのでそちらをご確認ください。

4)Webによる留意事項

Webの画面入力を完了しただけでは、手続きは終了しません。Web入力の完了後、NRKより入力内容を印字した書類が届きます。手元に届いた書類の内容を確認し、本人確認書類等を添付してNRKに提出が必要です。
NRKに提出が必要な書類については、同封されている案内をよくご確認ください。
Webでの請求書類作成のお手続き後は、運用商品の変更(預替)を行わないでください。
預替を行なってしまうと請求書類作成のお手続きを再度行なっていただく場合があります。
  1. (1)給付金の支払は、上記(!)の返送書類が不備のない状態でNRKが受付した時点で開始されます。不備があった場合、ご返却させていただくか、NRKからご連絡させていただく場合があります。その場合、給付金の支払が更に遅れることがありますので、予めご了承ください。また未入金の掛金や制度移換金がある場合、支払が遅れることがあります。
    また、年金資産および確定拠出年金の加入等の記録の移換手続きが完了していない場合、給付金をお受け取りいただくまで2ヶ月以上かかる場合がございます。
    例)自動移換された資産と記録があり、それを個人型に移換する等。
  2. (2)一時金の場合、一時金のお支払いはNRKが不備のない書類を受付けてから1ヶ月~2ヶ月かかります。年金の場合、裁定請求日(NRKが不備のない書類を受付した日)の翌月分から開始しますが、実際の支払は翌々月以降に到来する最初の支給月となります。
  3. (3)10月頃に請求書類作成のお手続きをされる場合は、本システムにて請求書類作成後、速やかにご提出ください。 ご提出のタイミングによっては、給付金のお受け取りが翌年となる場合があり、再度お手続きをしなおして頂く場合がございますので予めご了承ください。
    なお、給付金のお受け取りが翌年となる場合、課税年が変わります。