確定拠出年金制度のしくみ

確定拠出年金には事業主(企業)が導入する企業型と個人が任意で加入する個人型の2種類があります。

企業型

厚生年金保険の適用事業所である事業主(企業)が実施する確定拠出年金制度のことをいいます。

加入者の手続きの窓口となるのが運営管理機関、年金資産を保全するのが資産管理機関です。

企業型確定拠出年金における各プレイヤーの関係を示す図。事業主(企業)は労使合意のうえ確定拠出制度を実施し、運営管理業務を運営管理機関に委託する。運営管理機関は、運用商品の選定・提示、運用商品の情報提供などの運用関連業務を実施する運用関連運営管理機関と、個人別管理資産の記録、運用指図(スイッチング)とりまとめ、年金給付事務などの記録関連業務を実施する記録関連運営管理機関の2つがある。加入者(従業員)は運用指図(スイッチング)や個人管理資産等の照会を記録関連運営管理機関に対して実施する。記録関連運営管理機関は加入者(従業員)からの運用指図(スイッチング)をとりまとめ、資産管理機関に通知する。資産管理機関は事業主(企業)から受領した掛金額と記録関連運営管理機関から通知を受けた金額の一致を確認したうえで、商品提供機関に運用指図(スイッチング)を行い、資金決済を行う。資産管理機関は資金決済結果を記録関連運営管理機関に通知する。なお、加入者(従業員)は規約で規定した場合に限り、マッチング拠出が可能となる。加入者への給付金(年金)は資産管理機関から支払われる。

個人型

国民年金基金連合会が主体となって実施する確定拠出年金制度のことです。個人が任意で加入し、拠出限度額の範囲内で任意で設定できます。(企業型加入者については、規約が年単位化に該当せず、かつ、企業型加入者掛金を拠出していない者に限る。)

加入者の手続きの窓口となるのが運営管理機関、年金資産を保全するのが事務委託先金融機関です。

個人型確定拠出年金における各プレイヤーの関係を示す図。国民年金基金連合会は個人型確定拠出年金の運営管理業務を運営管理機関に委託する。運営管理機関は、加入者受付(受付金融機関)、運用商品の選定・提示、運用商品の情報提供などの運用関連業務を実施する運用関連運営管理機関と、個人別管理資産の記録、運用指図(スイッチング)とりまとめ、年金給付事務を実施する記録関連運営管理機関の2つがある。加入者は運用指図(スイッチング)や個人別管理資産の照会を記録関連運営管理機関に対して実施する。記録関連運営管理機関は加入者(従業員)からの運用指図(スイッチング)をとりまとめ、事務委託先金融機関に通知する。加入者は、直接または給与天引きで事業主(企業)を経由して、掛金とりまとめ金融機関に対して掛金を支払う。掛金とりまとめ金融機関は事務委託先金融機関へ掛金を払い込む。事務委託先金融機関は記録関連運営管理機関から通知を受けた金額と、掛金とりまとめ金融機関から振込をうけた金額の一致を確認し、運営管理機関に運用指図(スイッチング)を行い、資金決済を行う。事務委託先金融機関は資金決済結果を記録関連運営管理機関に通知する。加入者への給付金(年金)は事務委託先金融機関から支払われる。