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事業継続マネジメントシステム規格(BCMS)の認証を取得しました

日本レコード・キーピング・ネットワーク株式会社(代表取締役社長:佐々木 秀寿)は、ISO 22301に基づいた事業継続マネジメントシステム規格(BCMS)の認証を2017年11月10日に取得しました。登録活動範囲および関連事業所は次のとおりです。

 

■ 登録活動範囲

    • 確定拠出年金制度における記録関連運営管理業務
    • 社内情報システムの運用・保守業務
    • 社内管理業務(総務、人事、経理、経営企画、広報、法務)

 

[関連事業所]

    • 沖縄事務センター

 

認証授与の模様(2017年12月1日)

認証授与式の模様.png

右から
一般財団法人日本品質保証機構 理事 福井 安広 様
日本レコード・キーピング・ネットワーク株式会社 代表取締役社長 佐々木 秀寿

 

ISO 22301は、事業継続マネジメントシステム(BCMS)に関する国際規格です。
地震・洪水・台風などの自然災害をはじめ、データセンター被災・感染症の流行・停電・火災といった事業継続に対する潜在的な脅威に備えて、効率的かつ効果的な対策・対応を行うための包括的な枠組みを示しています。

当社は、早くから情報セキュリティマネジメントシステム(ISO / IEC 27001)の認証を取得するなど、安全・正確かつ最高品質のサービス提供に取り組んできましたが、さらにその取り組みを推進・強化していくために、このたびのISO 22301の認証取得に至りました。

  

■ ISO 22301導入の経緯

当社は、東日本大震災を契機として、事業継続の重要性を再認識し、事業拠点の分散により事業の継続性を強化することを目的として、沖縄に事務センターを設置いたしました。
設置から5年が経過したこともあり、当社の事業継続能力に対して継続的な改善を行うだけでなく、対外的な信用性を確保すること、加えて、記録関連確定拠出年金業界で取得している会社がなく(※)先端的な取り組みであることから、導入することとしました。
(※) 認定機関(ISMS-AC)の認証取得組織検索(公表全85組織 、2017年11月14日時点)より

 

■ 導入にあたっての工夫

当社では2005年3月に情報セキュリティマネジメントシステム認証を取得しており、すでに10年以上経過しております。情報セキュリティを通してISOのマネジメントシステムに対してはなじみがありました。
そこで、情報セキュリティと事業継続の両マネジメントシステムで共通する点・異なる点を意識しながら取り組みを進めました。

 

■ 導入にあたっての成果

今回の認証取得は、当社の経営理念の「確定拠出年金の基盤を支える記録関連業務の担い手として、安全、正確かつ最高品質のサービスの提供」の実現に向けたさらなる一歩となるものです。
本規格の認証取得後も、定期的に事業継続マネジメントシステムに関する厳格な審査が行われます。
事業継続計画(BCP)を形骸化させずに継続的な改善を進めることで、事業継続マネジメントシステムがさらに強化されること、また、社員の事業継続に向けた意識のさらなる醸成に資する取り組みにもなります。

 


日本品質保証機構(JQA)のホームページにおいても、同様の内容が公開されております。

http://www.jqa.jp/service_list/management/topics/topics_ms_252.html